つばめ

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JAN 2021

ジャコモ・プッチーニ作曲オペラ「つばめ」

 

台本:ジュゼッペ・アダーミ(イタリア語)

初演:1917年 3月27日、カジノ劇場(モンテ・カルロ)

 

あらすじ

 

第1幕:パリにあるマグダのサロン

この家の女主人マグダはパリの銀行家ランバルドの愛人である。毎日友人達とカードや洒落た会話で悠々自適の生活を楽しんでいる。サロンの中心人物でもある詩人プルニエは恋愛論を語り、ピアノの弾き語りで新作の詩「ドレッタの夢」を歌い始めるが最後を歌いあぐねているところを、マグダが引き受け、「ドレッダの ”美しい” 夢」を歌いお客たちは魅了される。そこへ銀行家のランバルドが現れ、真珠の首飾りを愛人のマグダにプレゼントする。友人達は羨むが、マグダはそんな贈り物よりも純粋だった昔の恋に想いを馳せている。ロマンティストのプルニエはマグダの気持ちを察して、女性たちの手相を見はじめる。そして「マグダは恋に落ちて、つばめのように海をわたっていくでしょう。しかし恋は終わり、再びつばめが戻るように、あなたもこの地に戻ってくるでしょう。」と告げる。そんななか、銀行家ランバルトの友人の息子ルッジェーロがランバルドに会いに来る。マグダはこのルッジェーロに強く惹かれる。プルニエの占いに刺激されているマグダは、恋への衝動を抑えられず、何を思いついたのか、小間使いリゼットの服を借りて変装をする。一方リゼットも詩人プルニエに誘われ、マグダのドレスを無断で借用し出かけていく。2人が去ったあと、小間使いのなりをしたマグダも浮き立つ心を抱いて出かけていく。

 

第2幕:ブリエの舞踏会場

舞踏会場は大勢の人々で華やいでいるが、ルッジェーロだけは取り巻く女達には目もくれず、ひとりテーブルに座っている。変装してやって来たマグダは、生来の美貌でたちまち羨望のまととなり、男達に囲まれる。マグダはルッジェーロの連れをよそおい彼の横に座り、ポーレットと名乗り、男たちを振り切る手段だったと嘘をつく。マグダの変装が見破れないルッジェーロ。2人は恋に落ちていく。詩人プルニエとマグダの小間使のリゼットも舞踏会場にやって来るが、マグダの目くばせで事情を察したプルニエは、銀行家ランバルトの姿を見つけ、リゼットとルッジェーロに踊りをすすめてその場から連れ出す。ランバルトは「一緒に帰ろう」と彼女を誘うが、マグダは「恋をしてしまったので帰れない。」と答える。ランバルトは「後悔しないように」と言って去っていく。

 

第3幕:リヴィエラの別荘

マグダとルッジェーロはリヴィエラの別荘で2人だけの生活を送っている。ルッジェーロは生活費に困り、父親にお金の無心の手紙を書き、母親にはマグダとの結婚の承諾を求める手紙を出したことを語る。マグダの心は喜びと、不安と、銀行家ランバルトの愛人であったことを隠している事への自責の念で揺れる。そこへ詩人プルニエと小間使いリゼットが訪れる。リゼットは歌手の夢を諦め、マグダの小間使いに戻りたいと話す。詩人のプルニエはランバルトがマグダを許し、受け入れる気持でいることを伝え去っていく。ちょうど母親からの結婚の許しを得たルッジェーロが喜んで駆け込んで来るが、その手紙に「あなたの選んだ清らかで立派な女性なら間違いはないでしょう」と書かれているのを読んだマグダは、観念してルッジェーロに自分の身の上を告白し、彼にふさわしい女性でないことを告げる。嘆くルッジェーロを残し、「今が別れの時」と言い、真実の愛をあきらめて、パリの享楽の生活へ戻ってゆく。(幕)

プログラムとキャスト

ベルリン・ドイツ・オペラ

ベルリンドイツオペラはドイツ・ベルリンのシャルロッテンブルク地区にあるオペラハウスで、ドイツ国内ではではバイエルン国立歌劇場に次ぐ2番目に大きな歌劇場です。ベルリン国立バレエ団の本拠地。

このオペラハウスの歴史は、シャルロッテンブルク地区が 「プロイセンで最も豊かな街」として独立していた時代の「シャルロッテンブルク・ドイツ歌劇場」に遡ります。 1911年よりハインリッヒ・ゼーリンク(Heinrich Seeling)によって設計され、1912年11月7日に開館され、イグナッツ・ヴァルター指揮の下ベートーベン「フィデリオ」が上演されました。 1920年ベルリン行政区新設法により、大ベルリンが設置された際、劇場の名前は1925年に「ベルリン市立歌劇場」となります。

オペラ座がナチス政権のコントロール下にあった1933年その名称は「ベルリン・ドイツ・オペラ」とされ、ベルリン州立歌劇場と覇を競い1935年に建物は座席数を減らして改築されますが1943年11月23日に爆撃を受け、破壊されてしまいます。

戦後、西ベルリンに新設され、1961年9月24日に現在の名称「ベルリン・ドイツ・オペラ」としてモーツァルトの「ドン・ジョバンニ」をもって開場されます。

座席数1900

© Günter Karl Bose
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© Bettina Stöß
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