フェドーラ
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
フェドーラ
ウンベルト・ジョルダーノ [1867–1948]
3幕のオペラ
台本:アルトゥーロ・コラウッティ(ヴィクトリアン・サルドゥの戯曲『フェドーラ』に基づく)
初演:1898年11月17日、ミラノ・リリコ劇場
フランクフルト歌劇場初演:2022年4月3日
ドイツ・オペラ・ベルリン初演:2025年11月27日
1時間45分(休憩なし)
イタリア語上演(ドイツ語・英語字幕付き)
開演45分前:ドイツ語によるイントロダクション
公演について
ジョルダーノの《フェドーラ》は、犯罪ミステリーと政治劇の要素を融合させた悲劇的なラブストーリーであり、心理劇でもあります。トスカの原作者でもあるサルドゥの戯曲に基づき、1898年にミラノで初演され、カルーソの「Amor ti vieta」で大成功を収めました。
フェドーラ王女は結婚を目前に婚約者を銃撃で失います。犯人と思われるイパノフ伯爵をパリに追い、彼は愛を告白しつつ事件を自白。フェドーラの密告が彼の家族に害を及ぼしたと知り、彼女は悔恨の末、自ら命を絶ちます。
プログラムとキャスト
指揮者:ジョン・フィオーレ
演出:クリストフ・ロイ
舞台美術・衣裳:ヘルベルト・ムラウアー
照明デザイン:オラフ・ウィンター
映像:Velourfilm AB
合唱指揮者:ジェレミー・バインズ
ドラマトゥルク:コンスタンティン・パルニアン
フェドーラ・ロマゾフ姫:ヴィダ・ミクネヴィチューテ
オルガ・スカレフ伯爵夫人:ユリア・ムジチェンコ
ロリス・イパノフ伯爵:ジョナサン・テテルマン、ロドリゴ・ポラス・ガルロ(2025年12月7日 | 2025年12月10日)
シリエックス、外交官:ナヴァサード・ハコビアン
ディミトリ、少年:アリアンナ・マンガネロ
デジレ、給仕:マシュー・ペーニャ
ルーヴェル男爵:マイケル・ディモフスキー
チリロ、御者:アルトゥール・ガルバス
ボロフ、医者:ヴォロディミル・モロゾフ
グレッヒ、警察官:トビアス・ケーラー
ロレック、外科医:マイケル・バフタゼ
ラジンスキ、ピアニスト:クリス・レイノルズ
小さなサヴォワ人:ドイツ・オペラ・ベルリン児童合唱団のソリストたち
合唱:ドイツ・オペラ・ベルリン合唱団
オーケストラ:ドイツ・オペラ・ベルリン管弦楽団
ベルリン・ドイツ・オペラ
ベルリンドイツオペラはドイツ・ベルリンのシャルロッテンブルク地区にあるオペラハウスで、ドイツ国内ではではバイエルン国立歌劇場に次ぐ2番目に大きな歌劇場です。ベルリン国立バレエ団の本拠地。
このオペラハウスの歴史は、シャルロッテンブルク地区が 「プロイセンで最も豊かな街」として独立していた時代の「シャルロッテンブルク・ドイツ歌劇場」に遡ります。 1911年よりハインリッヒ・ゼーリンク(Heinrich Seeling)によって設計され、1912年11月7日に開館され、イグナッツ・ヴァルター指揮の下ベートーベン「フィデリオ」が上演されました。 1920年ベルリン行政区新設法により、大ベルリンが設置された際、劇場の名前は1925年に「ベルリン市立歌劇場」となります。
オペラ座がナチス政権のコントロール下にあった1933年その名称は「ベルリン・ドイツ・オペラ」とされ、ベルリン州立歌劇場と覇を競い1935年に建物は座席数を減らして改築されますが1943年11月23日に爆撃を受け、破壊されてしまいます。
戦後、西ベルリンに新設され、1961年9月24日に現在の名称「ベルリン・ドイツ・オペラ」としてモーツァルトの「ドン・ジョバンニ」をもって開場されます。
座席数1900